診療科目
診療時間
アクセス
クリニックについて
スタッフ募集
NEW
お問い合わせ
一緒に整形外科の話をしましょう!
お知らせ
2024.08.01
令和6年8月17日(土)から8月21日(水)まで休診となります。8月22日(木)から通常診療致します。ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
2024.06.01
診察の受付は午前8:00〜11:30 午後14:00〜17:30、リハビリは午前8:00〜11:45午後14:00〜17:45となっております。
2024年 11月
日
月
火
水
木
金
土
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
休診
午前診療のみ
診療科目/整形外科
整形外科函南クリニックの
診療の進め方について
ー気軽に運動器の相談に
お出で下さいー
私は平成28年2月から静岡県田方郡函南町上沢において、整形外科函南クリニックを開設し、高齢化した社会において、個人が自立した日常生活を送るために必要な「健康な運動器(骨・関節・脊椎(椎間板)・筋肉)の確保と維持」を目的に整形外科診療を行って来ました。
運動器疾患(各種骨折・骨粗鬆症・変形性関節症・脊柱管狭窄症・サルコペニアなど)は直接的な死因にはならないものの、日常生活動作の障害に直結し、生命予後にも影響を及ぼすものであります。
運動器整形外科疾患が増加する今日、整形外科疾患によって健康寿命の延伸に障害が生じている人々は、身近な医療機関において、初期医療と管理を受けながら、必要に応じて高度な医療機関に治療が進められなければなりません。まず、運動器疾患の解説と治療方針を説明し、理解していただきます。
一方、整形外科診療を的確に行うために、高度な診断機器が必要でありますが、一次医療機関ではMRI CTなどの高度医療機器常設は不要と考えており、近隣のNTT東日本病院に画像撮影を依頼し、同時に、同病院放射線科画像診断医の意見も拝聴し、画像診断を適切に行っております。
また、田方郡函南地区・三島市南部地域は整形外科一次医療を担当する医療機関が少なく、その責任を全うしたいと考えております。
当クリニックの診療形態は一次医療を実施すること、そのために、必要に応じた二次医療機関・三次医療機関との連携にあります。
当クリニックは、主として、JAハビリテーション中伊豆温泉病院と連携しています。
私は、当クリニック開設当初2年間は毎週月曜日に中伊豆温泉病院で外来診療と手術を行って来ましたが、平成30年からは第一月曜日のみとしました。
現在、整形外科手術療法が必要な症例では、主として、手術・術後リハを中伊豆温泉病院に依頼・実施し、社会復帰を行っております。私自身は人工関節手術を専門としており、現在も年間40件以上の手術を同施設で行い、同時に、当クリニックでも小手術(小外傷処置縫合・腱鞘切開手術・手根管解放手術など)を過去2年間で120件以上実施して来ました。
このように、クリニック近郊に居住される方々に対して,診断・手術療法を含む整形外科治療を一般化すること、同時に医療連携を確実に行うことは地域貢献の一助となると信じます。
医療革新の時代に一次医療を背負う当クリニックの診療において、水準以上の質を保ち、その維持・向上に努め、リスクマネージメントを徹底し、合併症を起こさない医療を進めて参りたいと思います。
気軽に、運動器障害の相談においでいただきたいと思います。
続きを読む..
「整形外科函南クリニック」
開設のご挨拶
ー気軽に運動器の相談にお出で下さいー
この度、 2016年2月3日から「整形外科函南クリニック」を開設する運びとなりました
開設の理念を「恕」(じょ・慈愛)としました。
人口の超高齢化とともに、変性に伴う運動器疾患が次第に増加しており、本邦の運動器に対する手術件数は、50歳以降に急増していることも明らかになっています。
運動器は ①骨 ②関節 ③脊椎(椎間板)③筋肉 などで構成されています。
日本整形外科学会では、これらの構成要素の障害によって、移動(立つ・歩く)能力が低下した状態をロコモテイブシンドロームと定義し、①②③の代表的疾患が、骨粗鬆症・変形性関節症・脊椎症(脊柱間狭窄症)・筋力低下(サルコペニア)などであります。
この3つの疾患の2つ以上を合併している人は、現在、2450万人との推計があります。
我々にとって、生涯にわたっての歩行能力は保証されているものではありませんが、意識し、努力して獲得するものであることも認識できます。
従って、運動器障害による日常生活動作の困難は軽減することが可能なはずです。
一方、健康寿命の概念はWHOが2000年に公表しておりますが、現在の健康寿命は生命予後(平均寿命男性80歳・女性89歳)より、10年短いと推計され、運動器疾患をもつ方々の介護関与率は要介護が21%、要支援が3分の1です。
このように、運動器疾患は直接的な死因になることは少ないものの、日常生活動作障害に直結しているのです。
整形外科学は運動器を対象とした学問です。
正しい診断と治療方針を設計するためには、臨床症状を理解し、その症状の根拠となる客観的な評価を行う必要があります。
骨関節・脊椎疾患の的確な診断と健康寿命延伸のための治療指針を示すべく、鋭意を尽くしたいと考えます。
どうか、よろしくお願いを申し上げます。
院長 勝部 定信
参考用語
恕(じょ)
心の思いやりが、自ずから、心のままに発露すること
超高齢社会
65歳以上の高齢者が全人口の21%を超える社会のこと(平成27年で26%)
骨粗鬆症
骨組織の最小単位である骨梁の幅が少なく・質が悪くなり、脆弱化する状態
サルコペニア
筋肉量が減少し、筋力または身体能力が低下した状態
健康寿命
介護を必要としないで、自立して生存する生命期間
日常生活動作
身の回りの基本的な日常生活動作
経歴
鹿児島大学医学部卒業
昭和44年
順天堂大学整形外科入局
昭和44年
静岡県厚生連中伊豆温泉病院
副院長
平成3年
同
院長
平成12年
同
名誉院長
平成18年
整形外科函南クリニック
院長
平成28年
日本整形外科学会専門医
医学博士
〒 419-0122 静岡県 田方郡函南町上沢15-3
アクセス